こんにちは、おもちです🌸
「売れてはいるのに、通帳のお金が増えない」
せどりを始めて3ヶ月目、私はずっとこの状態でした。
7月の利益は3,161円。利益率は25%で、6月の16%からは改善しました。それでも、Amazon大口とKeepaで毎月出ていく約10,700円の固定費を、まだ一度も回収できていません。
※この記事でいう「利益」は、売れた商品の売上から、仕入れ代・販売手数料・送料などを差し引いた金額です。Amazon大口出品やKeepaなど、毎月かかる固定費はここに含めていません。 そのため、商品1つずつで見れば7月は3,161円の黒字ですが、固定費まで入れると、まだ全体では回収できていない状態です。
しかも7月は、そのうち3週間ほど1個も仕入れられませんでした。
今日は、その1ヶ月の話を書きます。数字の報告というより、途中で気づいたことの記録です。
3週間、何も仕入れられませんでした
7月の前半、私はAmazonの出品規制で完全に止まっていました。
仕入れようとした商品が、次々に「このブランドには出品許可が必要です」で弾かれます。有名なメーカーを13ブランド、その他にも数えきれないほどのメーカーを実際に画面で確認して、出せたのはゼロでした。
解除の申請も2回出して、2回とも空振りしました。片方は申請ボタンすら出ず、もう片方は1ヶ月経っても「審査中」のままです。
その他は解除申請の画面にまで進むこともできませんでした。
300件以上の商品を見て、やっと出品できるものを1つ見つけました。見たというより、通り過ぎたという感覚でした。
(この話は長くなるので、別の記事に書いています → Amazonの出品制限が解除できない|13ブランド全滅でも3セットを6時間で完売できた理由)
固定費だけは、止まっている間も毎月引き落とされます。通帳を見て、正直やめようかと思いました。
それなのに、利益は先月より増えていました
月末に数字を見て、意外なことに気づきました。
売れた数は13個から9個に減って、売上も2,000円以上減っていました。それなのに、利益は先月より増えていたんです。
なんで?と思って、クロちゃん(Claude Code)と一緒に数字を並べてみました。
答えは、「1個あたり」で見たときに出てきました。
- 6月:1個売って手元に残ったのは181円
- 7月:1個売って手元に残ったのは351円
ほぼ倍になっていました。
6月の私は、1,000円くらいの安い商品をたくさん売っていました。7月は、少し高い商品を少しだけ。違いはそれだけです。
売上の合計を見ていたときは「今月は減った、ダメだった」としか思えませんでした。でも1個あたりで見たら、まったく逆の景色でした。
「送料が問題」だと思っていました
前回の月次報告で、私はこう書いています(→ 【せどり月次報告】利益2,358円。でも本当の課題は「送料」でした|2026年6月の収支公開)。
利益2,358円。でも本当の課題は「送料」でした
送料が売上の4分の1を持っていっている。だから送料をなんとかしよう、と。
1ヶ月後、答え合わせをしました。送料の割合は、下がるどころか少し増えていました。
ここでクロちゃんに言われて、はっとしたことがあります。
送料の割合って、「1個あたりの送料 ÷ 1個あたりの売値」ですよね。おもちさん、割り算の上半分だけ見ていませんか?
その通りでした。
私はずっと、上半分(送料そのもの)を減らすことばかり考えていました。もっと安い発送方法はないか。厚みを削れないか。以前サイズオーバーで750円取られた話も、全部この上半分の話です。
でも下半分(商品の値段)を上げても、割合は下がるんです。
1,000円の商品に300円の送料をかければ30%。3,000円の商品なら10%。同じ300円でも、意味がまるで違います。
実際、8月10日時点では送料の割合が5%台まで下がっています。
ただし、これは「単価を上げた効果」だけではありません。8月からFBA(Amazonに預けて発送してもらう方法)を始めたので、それまで自己発送の送料として払っていた分の一部が、別の手数料に姿を変えているからです。
なので「送料が25%から5%に改善しました」とは、まだ言い切れません。それでも、1個あたりの売値を上げたことで、送料や手数料を吸収しやすくなった感覚はあります。ここは月末に、手数料まで含めてもう一度見直します。
前回の記事は間違いではありませんでした。でも、見ていた場所が半分でした。
ちなみに8月から、Amazonに預けて発送してもらうFBAを始めました。今のところ10点を預けて、5点売れています。自己発送の送料はかかりませんが、その代わりFBA関連の手数料がかかります。
そのうちの1点で、こんなことがありました。
Amazonに「おすすめ価格」を提示されて、言われるままに値下げしたんです。そうしたら確かに売れました。でも売値2,600円に対して手数料が663円(25.5%)。ここから仕入れ代も引くと、最終的に手元に残ったのは77円でした。
送料はゼロなのに、ほとんど残らない。まだ在庫があるので、今は価格を少し上げています。
Amazonで出品できなかった商品はメルカリにも出しています。メルカリの手数料は10%と低いのですが、厚みのある商品は送料の負担が大きく、Amazonよりかなり安くしないと売れません。結局ここでも、売値が下がるという同じ問題にぶつかりました。
1個181円の商品を60個売る週末を、想像できますか
ここからが、この記事でいちばん書きたかったことです。
固定費10,700円を取り返すには、何個売ればいいのか。
※ここでは、Amazon大口とKeepaを合わせた月額約10,700円を固定費として計算しています。Keepaの料金は契約内容や為替で変わるので、これは今の私の場合の金額です。
| やり方 | 1個あたりの利益 | 固定費に届く数 |
|---|---|---|
| 6月のやり方 | 181円 | 月60個 |
| 7月のやり方 | 351円 | 月31個 |
| 8月のやり方 | 849円 | 月13個 |
同じ10,700円のために、60個売るか、13個売るか。
私は7月に9個しか売れていません。60個も31個も、まったく現実的ではありませんでした。でも13個なら、ちょっと手が届きそうに見えます。
そしてこれは、お金だけの話ではありませんでした。
60個には、60回分の作業があります。メルカリなら、1個ずつ写真を撮って、説明文を書いて、梱包して、発送する。Amazonなら、納品書を印刷して、送り状のラベルを印刷して、貼って。
いつも売れているリピート品なら2分で終わることもありますが、初めて出す商品は20分近くかかります。60個分となると、週末がまるごと消えます。
13個なら、いつも売れているリピート品が混ざっていれば、私の場合はかなり負担を抑えられそうです。
私が「単価を上げたい」と思ったのは、お金のためだけじゃありませんでした。
Amazon大口とKeepa、やめるべきか今も悩んでいます
固定費には、もうひとつの道があります。固定費そのものを減らすという道です。
Amazonの出品プランを小口に戻せば、月5,390円はかかりません。私は月9個ですから、計算上は今すぐそうするべきです。
でも、戻していません。
以前、小口で出品していた時期がありました。そのときの私は、最安値に設定しても「おすすめ出品」(いわゆるカート)が取れず、なかなか売れませんでした。
Amazonは、同じ商品を何人かで出品していると、購入ボタンを取れた人にほとんどの注文が集まります。いくら安くしても選ばれない。その経験があるので、今も大口を続けています。
売れなければ、安いも高いもありません。
ただ、ひとつ書き添えておきます。ちょうどこの記事を書いている2026年8月10日から、Amazonの「おすすめ出品」の仕組みが変わりました。制度は変わることがあるので、「小口だから取れない」と決めつけず、公式の情報を確認しながら、大口を続ける価値があるかを見ていくつもりです。
Keepaも同じです。無料版も使いましたが、欲しい情報が見えず、仕入れの判断ができませんでした。今はネットだけで完結する仕入れ(電脳せどり)に軸足を移そうとしているので、リサーチの目を作るための投資だと思って払っています。YouTubeを見ながら設定を変えて、毎日リサーチしています。
ここは正直、まだ答えが出ていません。 もう少し数字を見てから決めます。
「利益が出た」と「お金が増えた」は別でした
もうひとつ、ずっと分からなかったことがあります。
利益が3,161円と出ても、通帳に3,161円増えるわけではないんです。
計算に出てくる仕入れ代は、売れた分だけです。まだ売れていない商品の仕入れ代は、そこに出てきません。でも、お金はもう出ています。
私の手元には今、まだ売れていない在庫があります。Amazonの出品規制を解除するために仕入れたものもあります。その時点で損が確定したわけではありませんが、売れるまでは、現金ではなく「在庫」という形で家に置いてある状態です。
「売れてるのにお金がない」の正体は、半分くらいこれでした。
なお、せどりの道具について「これは良かった」と正直におすすめできる物が、私にはまだありません。梱包材は100円ショップで足りていますし、はかりは家にあった体重計です。なのでこの記事には、せどり関連の広告は貼っていません。
7月30日、景色が変わりました
店舗せどりの同行に参加しました。
経験者の方に直接教わったところ、独学で3週間見つけられなかった「出せる商品」が、その日だけで10個以上見つかりました。
教えていただいた内容は私が考えたものではないので、ここには書けません。ただ、扱える商品が一気に増えたのは事実です。「いままでの3週間はなんだったんだろう」と思いました。この日のことは、別の記事にまとめる予定です。
そして8月に入って、数字がこうなりました。
| 6月 | 8月(10日時点) | |
|---|---|---|
| 売れた数 | 13個 | 9個 |
| 利益 | 2,358円 | 7,641円 |
売れた数は3分の2ほど。それでも利益は約3.2倍になりました。
作った例え話ではなく、私の実際の数字です(8月はまだ月の途中なので、ここからまた変わると思います)。
単価が上がった一番の例が、アウトドア用品でした。楽天のポイントを使って通常よりかなり安く仕入れられたものが、12,100円で売れました。 1個で12,100円です。6月に売っていた商品なら、10個分以上の売上になります。
この1個を売るのにかかった手間は、1,000円の商品1個と変わりません。同じ1回の梱包で、10倍以上の売上でした。
同じところで止まっている方へ
8月10日の時点で、利益は7,641円。固定費まで、あと3,000円ほどのところまで来ました。今のやり方なら、あと4個くらいです。
もし届いたら、せどりを始めて初めて、固定費を回収できた月になります。
長々と書きましたが、私が3ヶ月かけて気づいたのは、たったこれだけです。
売上の合計ではなく、「1個あたり」を見る。
もし今、売れているのにお金が増えないと感じているなら、電卓でこれだけ計算してみてください。
- 1個あたりの利益 = 利益 ÷ 売れた数
- 固定費に届く数 = 固定費 ÷ 1個あたりの利益
2つ目の数字が、今売れている数の何倍かを見てください。私の場合は、その差を「数を増やす」ではなく「1個あたりに残る利益を増やす」で埋める方が現実的でした。ただ、これが誰にでも正解とは限りません。固定費を減らす方が合う人もいれば、安い商品を数多く回す方が合う人もいると思います。まず自分の数字を出して、それからどの方向で埋めるかを考えるのが、遠回りのようで近道でした。
私の場合、7月は9個売れて、固定費に届くには31個必要でした。今の3.4倍です。「あと3倍以上売らないといけないのか」と思うと、正直きつい数字でした。
でも8月のやり方なら、必要なのは13個。今の1.4倍です。 これなら、手が届きそうな気がしています。だから、もう少し続けてみます。
まとめ
📝伝えたいこと
数をこなそうとしていた頃より、1個あたりを見るようになってから、数字も週末も少し楽になりました。利益率が良くても、固定費に届かないことはあります。
🔄次に直すこと
作業時間をちゃんと記録します。今は「2分から20分」としか分かっていません。どの商品が本当に割に合っているのか、そこが見えていないので。
➡️この記事の続き
正直、今が最初の山場だと思っています。固定費は毎月出ていくし、在庫もまだ手元にあります。
それでも、売上は少しずつ上がってきました。今は単価を上げることに集中しながら、楽天ポイントせどりにも手を出して試行錯誤しています。
発送も、今は自分で送るのが中心ですが、数点だけAmazonに預ける方法(FBA)を始めました。手数料はかかりますが、1個ずつ梱包して発送する時間が減ります。今後は、自己発送とFBAのどちらが自分に合うかも試していくつもりです。
ここを越えられるかどうか、8月の結果でまた報告します。
今回、Claude Codeと一緒に整理したこと
このブログでは、AI(Claude Code、我が家では「クロちゃん」)と一緒に副業を進めています。
クロが担当したこと
- 数字を「1個あたり」に割り直す
- 「割り算の上半分だけ見ていませんか」と指摘する
- 固定費に届く数を、やり方別に計算する
私(おもち)が担当したこと
- 記録をつける
- 店舗同行に自分で申し込んで、参加する
- 8月の方針を決める
- どこまで公開するかを決める
正直、「送料が課題だ」と1ヶ月信じ込んでいた私に、「割り算の下半分は見ましたか」と言われたときは、ちょっと悔しかったです(笑)。でも同じ数字でも、どこを見るかで結論が変わるんですね。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐾

